バターコーヒー(完全無欠コーヒー)のダイエットレシピをご紹介しています。
「ただ、コーヒーにバターをいれたダイエットなんでしょ?」
なんて思われるかもしれませんが、そんなことはなく正しいレシピと正しい方法で飲まなければ、その効果は最大限に発揮されません。
ここでは、バターコーヒーのダイエットレシピから、デメリットまで解説しているので、興味のある方はご覧ください。
バターコーヒーダイエットとは?
- 起業家のデイブ・アスプリーが書籍で紹介したレシピ
- バターコーヒーダイエットの特徴
- バターコーヒーダイエットのデメリット
起業家のデイブ・アスプリーが書籍で紹介したレシピ
バターコーヒーダイエットとは、アメリカの起業家である「デイブ・アスプリー」が、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で紹介したレシピです。
日本では「完全無欠コーヒー」、「防弾コーヒー」とも呼ばれていますね。書籍を本屋の棚でみかけた方もいるのではないでしょうか?
アスプリー氏はIT業界で働くプログラマ脳のため、人間の体を「ハック」し、いかにパフォーマンスの高い日常を送れるかを考察したのが、この書籍です。
バターコーヒーダイエットの特徴
- 朝食にバターコーヒーを飲む
- ココナッツオイルかMCTオイルをいれる
- コーヒーは良質な豆を使う。インスタントは使わない
- 牧草を食べて育った牛のグラスフェッドバターを使う
バターコーヒーと聞くと、コーヒーにバターを入れただけの飲みものと思いがちですが、実際はまったく違います。
ココナッツオイルとMCTオイルは、脂肪を分解する良質な中鎖脂肪酸油(Medium Chain Triglcerides=MCT)が含まれたオイルです。
- 「ケトン体回路」をまわし、体脂肪をエネルギーにする体質に変えてくれる
- 糖質制限ダイエットをする際のエネルギー補給に
- 満腹感があるので余計な間食をしなくなる
- 油に味やにおいがないのでどんな食事とも合わせられる=続けやすい
バターコーヒーダイエットのデメリット
- コーヒーが苦手な方にはオススメできない
- 胃がもたれたり、最初はお腹を壊す人もいる
- ミキサーやフレンチプレス、バターからコーヒーまでそろえるものが多すぎる
コーヒーが苦手な方はもちろんオススメしませんが、実践するまでにそろえる機材や食品が多いため、コスト面での心配があります。
MCTオイルやグラスフェッドバターなど、販売店が少なく、基本的には通販で購入することになります。
グラスフェッドバターは成城石井に置いてあることがあるので、お近くの方は確認してみるといいでしょう。
材料・調理器具
私が飲んでいる完全無欠のバターコーヒーのレシピをご紹介します。書籍のとおり忠実に再現しています。
材料
- 小川珈琲 スペシャルティコーヒー009…20g
- グラスフェッドバター…15g
- MCTオイル…大さじ2杯
この3つがバターコーヒーの材料です。また、ここに用意するのが以下の調理器具です。
調理器具
- フレンチプレス
- ミキサー
とくにミキサーは超重要です。ミキサーなしで作るとバターとコーヒーが分離したままなので、飲めたものじゃありません。
それでは、バターコーヒーの材料となる食品の特徴を解説していきます。
小川珈琲 スペシャルティコーヒー009
アスプリー氏が書籍でいう、「カビ毒」が含まれない良質なコーヒーです。
カフェインが交感神経を刺激し、脳が目覚め、朝から集中して仕事ができます。
グラスフェッドバター【グランフェルマージュ】
牧草のみを食べて育った牛の良質なバターを使います。
グラスフェッドバターの良質な不飽和脂肪酸が、コレステロールや中性脂肪を排出する効果があります。
私が使っているのは、グランフェルマージュのグラスフェッドバターです。
MCTオイル【仙台勝山】
MCTオイルは、ココナッツオイルの良質な中鎖脂肪酸油をつかったオイルです。
以上がバターコーヒーの材料です。
フレンチプレス【ボダム】
フレンチプレスは、美味しいコーヒーをつくるのにかかせない抽出器具です。
抽出器具とポットが一体化した、手軽な淹れ方の一つがフレンチプレスですね。
ミキサー(ブレンダー)【ビタントニオ】
バター、MCTオイル、コーヒーを混ぜあわせるためのミキサーです。
この3つの材料は、スプーンで混ぜただけでは分離して乳化しないので、絶対に必要です。
以上が材料と器材です。
レシピ・作り方
step.1
コーヒー粉末をフレンチプレスにいれる
フレンチプレスにコーヒー粉末を入れます。
step.2
お湯をいれる
お湯を入れ、フレンチプレスでコーヒーをつくります。
金網フィルターを下ろさずに、4分程度置いて抽出します。
step.3
グラスフェッドバターとMCTオイルをミキサーにいれる
抽出しているあいだに、グラスフェッドバターをブレンダーに入れておきましょう。
step.4
つまみをおして金属フィルターをさげる
4分程度たったら、フレンチプレスの金属フィルターを押し下げます。
step.5
ミキサーにコーヒーをいれる
フレンチプレスに入ったコーヒーを、ミキサーのカップにそそいでいきます。
このとき、コーヒーが熱すぎないようにしましょう。
コーヒーとグラスフェッドバターがまだ分離されている状態です。
ここからミキサーにかけて混ぜていきます。
ちなみに、スプーンで混ぜようとしても、まったく混ざりきらないので、できればミキサーを用意したいところです。
step.5
フタを閉じてセッティングする
フタを閉めてセッティングします。
セッティング完了です。
step.5
ミキサーにかける
容器を下に押し込み、ミキサーにかけます。
よく混ぜると完成です。
step.5
完成
カフェオレのような見た目になりました。
このまま容器ごと飲んでもいいので、忙しい朝にも楽ですよね。
グラスフェッドバターがない場合
もしグラスフェッドバターがない場合は、スーバーにも売っている無塩バターを使いましょう。
グラスフェッドバターは一般的なスーバーに置いていないことが多く、少し高めの成城石井や、ネット通販で海外から取り寄せる必要があります。
私は、グラスフェッドバター以外の材料や器具が早くそろってしまったため、はじめの内は写真のよつ葉バターを使ってつくりました。
グラスフェッドバターの切り方
バターコーヒーを毎日作っていて面倒だったのが、バターを切ることです。
バターはベタベタになって毎回切るのは面倒なので、最初にすべて切ってしまいましょう。
まず、少し常温において切りやすくします。
冷たく固いままだとかなり切りにくいので、少し溶かしておきましょう。
まずは目安の切り込みを均等にいれます。
さらに切り込みをいれます。
そして包丁でカットして終了です。
グランフェルマージュのグラスフェッドバターは250gなので、ひとつ15.6gです。
まとめ
バターコーヒー(完全無欠コーヒー)について解説してきました。
材料や器材をそろえるまで大変ですが、ダイエットには最適なコーヒーです。
どうしてもつくるのが面倒なときは、「チャコールバターコーヒー」という、水に溶かすだけで飲めるバターコーヒーもあるので、興味のある方はぜひお試しください。
今回紹介した材料、器具、書籍
おすすめバターコーヒー
-
生産終了-ファミリーマート | 糖類0バターコーヒー
カロリー158.4kcal・たんぱく質0.96g・糖質0g・脂質16.56g
続きを見る
-
生産終了-ファミリーマート | 糖類0バターココア
カロリー168kcal・たんぱく質1.4g・糖質0g・脂質17g
続きを見る
レシピ一覧